マイケルジャクソンのDVD『THIS IS IT』
世間では、なかなかの高評価。
特にファンというほどではない自分も、マイケルの歌やダンスは本当の意味でのエンタテインメントだと思える程の完成度なわけで。
買うか買うまいか悩んだ末、購入に踏み切った。
正直、買ってよかった!
基本的にはリハーサルや舞台裏を撮影したドキュメント映画な訳だけれども、
マイケルジャクソンと言う男はそこにいるだけでも絵になる。
50歳とは思えないダンス。
ほんのちょっとのことにも、こだわりを見せる研ぎ澄まされた感覚。
リハだと言うのに、バックダンサー達が客になってしまうほどの存在感。
DVD越しに見ているこっちまで、鳥肌が立つほどの圧倒的なパフォーマンス。
特にマイケルに興味のないぺんぎん(嫁さん)でさえ、すごさが伝わると言わしめた。
エンタテインメントとは、どういうものなのかを理屈でなく肌で感じているんだろうな。
これ、本当にツアーが行われていたら確実に伝説になっていたでしょ。
本当にもったいない...。
生前は、あることないこと言われていたけど、本物ってヤツはこういうことを言うんだよ、たぶん。
アニメも同じようにエンタテインメントを目指さなきゃいけないんだろうけど、ここ最近のクリエーター 及び 制作環境じゃ到底無理だろうな...(泣)
これはっ!と言う監督もいると言えばいるけれど、今後がさらに心配...。
アニメが好きでアニメの仕事がしたいと言うのは別にいいけれど、
アニメしか見ていない人間は業界に来ないでね。
特に演出や監督を目指してるひと。
そんな人間では、いい作品などは絶対に作れないよ。
ところで、マイケルのDVDと一緒に購入した『仮面ライダーディケイド オールライダー 対 大ショッカー』
まだ見てねぇ...。