伊集院光・深夜の馬鹿力(ラジオ)のpodcastを聴いていて、「進撃の巨人」(漫画)の話をしていたのですが、なるほどと納得したことが。
『あの漫画は、今のように爆発的に売れるような漫画ではないと思う、ということ。』
『良くも悪くも、凄く好き嫌いが別れる作品であろうということ。』
『絵柄といい謎といい、好きな人は大好きだろうけど、見向きもしない人がいても良い作品だろうと。』
『あの手の作品が大好きな人なら、どのような展開でも、どう収束しても大体納得してくれるであろうと。』
『それなのに、ネットなどでクチコミが広がりすぎて、普段はそういった作品を読んでいない人まで読んでいること。』
『そして、この手の作品に慣れていない読者からすると、今後の展開によっては叩かれる存在になるかもしれないんでは?とのこと。』
『そんなプレッシャーに漫画家さんが潰されず、誰もが認める作品になれるのか?』
そんな感じのニュアンスであります。
う~ん、なんとなくわかるんだよなぁ~。
ところで、間違えてはいけないのだが面白くないと言うことではありませんよ。念のため。
まず、個人的な感想ですが、試し読みをした感じでは、世間で言われるほど面白いとは思わなかったことも確か...。
ほとんどの人が序盤の展開に驚いて、今後の展開が気になったということでしょうかね。
最近だと、まどか☆マギカのマミさん首ちょんぱ!に近い感じでしょうか。
読者はビックリしてしまったんでしょうかね。
わかります。
自分もどのように収束させるのか、興味はありますよ。
でも、つまらないとは思わないんだけど、その場で買おうとまでも思わなかったんだよね...。
ちなみに、そのときに一緒に試し読みしたテルマエ・ロマエはすぐに買ってしまいましたとさw
伊集院さんが言っている事が全て正しいとは思わないけれど、なんとなくそういった危険もはらんでいるような気がするのも確か。
ネットで情報がすぐに入ってくるということはいいことでもあり、悪いことでもあるかなぁと。
個人的に観たり読んだりした作品に限ってですが(って、当たり前w)意外に最近の漫画やアニメって、広げた風呂敷を上手くまとめあげた作品ってあまりない気がするんだよなぁ。
ちなみにエヴァンゲリオンは、まさしくこの典型的パターンですね~。
放映当初は視聴率も低く、一般にはほとんど見向きもされませんでした。
でも、後半近くになってから徐々に浸透していったわけですね。
で、25話と最終回。
たぶん昔からのアニメファンの中には「あの終わり方も無くはない。」と納得した人も少なからず居たはず。
私とぺんぎん(嫁さん)も、その少なからず居た内の二人。
でも、世間一般は24話の展開から、いきなり心の内面に話が移ってしまい、なんじゃこりゃー!となったわけです。
でも、この物語の一番のキモはシンジ君の心の解放の話だったわけですから、最後のおめでとう~パチパチでも、作品の方向性としては間違ってはいないわけですよ。
でも、納得いかないということもわからないでもありません。
で、劇場版として復活したわけです。
(実際のところは、制作時間が無かったとも言われていますが、正直本当のところはなんともわかりませんw)
進撃の巨人も作品の傾向から、このような展開になるのでは?との予想をしたということなんですけどね。
伊集院さんの予想を裏切る、誰が読んでも神パターンになるのか?
予想通りなのか?
個人的には今後の展開(読者の動きの方)にちょっと興味があったりもしますw
作品としても、進撃の巨人は全く興味が無いわけではないので、機会があったら読んでみようと思ってますよ。