先日、とりあえずの最終回を迎えたクラナド。
(まだ、外伝があるんですね)
特に観るつもりはなかったけれど、放送時間の関係上結構な本数を見ることが出来たのでした。
感想は、まぁ悪くはないんだけど、こういう展開はちょっとどうなのかなぁという感じ。
ここから下はネタバレなので、注意。
嫁さんが薦めてきたので、とりあえず観てみた。
観る前は、ゲームもやったことないし、内容もほとんどわからなかったので、
とりあえずってつもりだった。
観終わって...
さすがはOLM!
こういうアニメに、参加してみたい!
これは、子供が楽しめるわけだ。
いや、大人でも充分に耐えうる作品。
観てよかった!
個人的には子供が観て、楽しめて、勇気が沸いて、元気になる。
そういうアニメに携わりたいと思って、ずーっとやってきた。
最近担当の仕事は、言っちゃ悪いがテンションが上がらない作品ばかり。
おもしろくもなく、つまらなくもなく、もうどうでもいいんじゃね?って思える作品ばかり。
いい加減に、漫画やラノベの原作モノは少し自重したら?って思ってる。
オリジナル作品で勝負を!
まぁ、今の腐ったアニメ業界はすべて、スポンサー様&TV局様に
手をスリスリしながら着いて行く事しかできんのですが。
そういう自分も、何が出来るわけでもなく、悶々としているだけ。
脚本を書ける嫁さんがウラヤマシイ...。
本当に、いい作品をもっと子供に向けて制作して欲しいものだ。
そういう作品に携わりたいよう...。
そこで、私が観たアニメで最終回を迎えた作品の感想なぞ、ちょいちょいと書いてみようと思います。
まぁ、たいして観ていませんけどねw。
ストーリーを書くようなネタバレはしてませんが、流れが分かってしまうのが嫌な方は、
ここより下は見ないで下さいませ。
マクロスF
ブラスレイター
いたずらなKISS
コードギアスR2
の4作品についてです。
BLASSREITER(ブラスレイター)のOP曲「デタラメな残像」。
初めの頃は、たいして気にならなかった曲なのですが。
最近、ふと気づくと頭の中で
悲し~きさいせんた~ん♪と、繰り返しているぐらいはまってしまったわけで。
気になったので、歌っているユニットのGRANRODEO(メインメンバーの二人)を調べてみたのですが...。
ボーカル:KISHOW=谷山紀章(声優)
え!?そうだったんだ...。全然知らなかった。
作曲・編曲:e-ZUKA=飯塚昌明(ギタリスト)
ブルーシード「カルナバルバベル」・マクロスダイナマイト7「WILD LIFE」
その他、君望 や 遥とき、ガンパレetc.
げ!?カルナバルバベルとWILD LIFEは、大好きな歌。
そうだったんか~!全然知らなかった。
しかし、こういうことならデタラメな残像が好きになるわけだ(笑)
ただ、ランティスに所属しているからなのか、
おんにゃのこが出てくるアニメ作品をたくさん手掛けているようですねw
個人的に飯塚さんには、ハードな曲をもっとたくさん作って欲しいのでした。
今期の作品群で作画レベルはかなり高めのマクロスF。
皆さんの関心が高いのはいいことですね~。
あるアニメ感想ブログにて、マクロスFの作画のことで、ちょっとした議論(祭)になってました。
10話で青い怪物(羽の生えたライオンみたいなの)が出てくるシーンで、
背動(背景もすべて動画にして描く技法ね)を徹底的に使ったシーンがあるのですが、
要約すると、ここのシーンの作画が手抜きだと言うコメント。
コメントには当然の如く、支持と不支持のコメントも付いているわけですが、
最近のアニメファンは、アニメの本質を忘れているようです。
あと、付け加えるならば、アニメの現状を知らないから言えるのでしょうね。
まず、アニメはクオリティがすべてと思ってる人は、極論ですがアニメ観ないほうがいいですよ。
アニメーションは動画になっていて、なんぼ。
じゃなければ、アニメじゃないしw
止め絵でよければ、いくらでも画集やPC画像を観てねと言いたい。
きれいな画を描いて、何ぼの商売だろうと言いたいのも、わからんではないですが、
現状アニメの現場で、それはかなりキツイと言わざるをえないです。
まぁ、素人さんにそれを知れ!と言うのも、どうかと思いますけどね。
でも最近のアニメ、困ったことに止めが多いのも事実なんですよね...。
制作人数、制作費、スケジュール、動画を描いてる人間(これはスケジュールの問題でもある)
全てにおいて、満足に出来ていないのが現状ですから...。
特にサテライトの製作現場は...ムニャムニャ。
ちなみに、今回のシーンは客観的に見れば手抜きと思われても仕方がないなと、思うことは思います。
現場の状況を取っ払えば、もっと良い画になったことは確実です。
アニメファンに「うお~!すごい!!」と言わすことができたでしょう。
(ワタクシはアニメーターじゃないですがorz)
結局のところ、アニメ制作に必要なのは、制作費に見合うモノを作る(作らざるをえない)ことになるわけです。
スタッフも、タダ働きをしているわけではないですからね。
どうしてもクオリティを上げなきゃいけないところと、手を抜く(とは、あまり言いたくないですが...)場面が出てくるわけで。
全作画スタッフが、神作画レベルだったら何の問題もないですが。(いや、別の問題が出るぞ...)
内緒ですけど(笑)、一番痛い問題は最近の業界全体のレベルが低いこと。
中割りすらまともに出来ない国内動画マンとか、ちょっとした色間違いに気づけない仕上げ、
パースがまともに描けない背景(原画マンも)、とりあえずマンガ引き写しなコンテマンなどなど...。
根本的なところが出来ない人が、増えてきてるように思います。
今回のような議論してる間は、まだマシかもしれませんねぇ...。
(笑)なんて、書いていられねぇよ。
ちなみに、もっともっとどうなのよと思えることが。
今回のシーン、ストーリー上本当に必要だったのかな?
そもそもそっちのほうが、気になってるのでした(笑)←あ!書いちゃった