宙のまにまに、全話数放送終了いたしました。
(放送地域によっては、まだかな?)
この仕事を始める前は、「また、学園もののラブコメか何か~?仕事としてつまんなそう」と思って接してしまったわけですが...。
今なら、言える!ファンの皆さん!
本当にごめんなさい!!
おもしろかったです!!!
スタッフの皆さんも、みんな良い人ばかりで仕事としても楽しかった。
結局、3分の1本分に関われたんですが、どれもが楽しく仕事できました。
こんな作品なら、もっと関わりたかったな。
たったの、12本だもんなー。
セカンドシーズンがあるのかはわかりませんが、もし制作するときはぜひとも、もう一度関わらせて頂きたい!と、切に思った次第です。
コメットさま、よろしくです。
ところで、12話(最終話)で土星を観たあとの朔が呟いた言葉。
「なんだろう、この宇宙観...」ってのがありましたが、観てた私もお目々うるうるしちゃいましたw
実は実家には天体望遠鏡があります。
土星は、20ウン年前のハレー彗星最接近のときに観ることができました。
随分と前になりますが、目の前にある土星を、自分の目で観たときの感動は忘れられません。生涯忘れられないでしょう。
ちなみに最初に観た感想は、「豚の鼻みたい」でしたw
(土星の輪と本体の上下がくっついていたのでそう見えたのでした)
↓
こんな機会はそうそうはありませんが、ぜひ皆さんにも観てもらいたいものです。
きっと、原作者さんもそう思ったんでしょうね。
たぶん、この作品を観て星に興味をもった人も多いことでしょう。
久しぶりに良い作品に出逢えたなと思ったのでありました。
ちなみに、今期スタートのアニメについて、くだを巻いていたところ、嫁さんから見た目で判断すると、まにまにみたいになるよ~と忠告されましたw
仰るとおりです。
これからはしっかり内容を観てから、文句言いますw
本当だったら今日はちょっとのんびりできたはずなのに、約束を守らない会社のおかげですべてパー。
それどころか、もっと酷い状況に陥ることに。
自分からやると仕事を取っておきながら、途中でできないと一部返してきて、残りの仕事まで締め切りを丸一日ぶっちぎる。
素材を渡してから実質5日経過。
少しづつ上がってきた素材を見ても、国内とは思えないぐらいデキが悪い。
こんなだったら、中国&韓国のほうが遅くとも2日で上がってくるし、デキもまだマシ。
それ以外の進行状況は、万事OK。
結局、アニメ業界のパターン、一部の会社&一部の人間のためにすべてがぶち壊し。
この醜くも美しくもない世界(業界)w さーよならとーささーやーくー♪
それでも辞めない人挙手 ノ
そんな経営体制で、よくもまぁ会社が続けられるものだ。
きっと、アニメ業界だからだろうね。
こんな会社、一般の会社だったらあっという間に干されて倒産だよ。
ネットで会社の概要を調べてみると、経営者の名前が。
ああ、以前潰れた会社の経営陣の一人か。
結局体質が変わらなければ、会社を新しくしたって何にも変わらないよ。
自分(という人間)がわからない人は、何をやっても上手くいかないでしょ。
結局、実力よりも人脈などが最終的に勝ってしまうのか。
納得いかない。
でも、徐々にこの悪質な体制が業界内に浸透しているみたい。
消えるのも時間の問題だろうな。
4/14~4/16の3日間は久しぶりの完徹作業となりやした。
もう、さすがに年齢的にもツライデスガナ~。
しっかし、なんですね。
キャラがかわいいだけの、内容も無いようなアニメは、仕事してても全っっっっ然楽しくありませんね。
そういうアニメにニーズがあることは当然わかってるんで存在は否定しないけど、
個人的に仕事として、やりたくねーってカンジナノデス。
でも、やらないとおまんまが食えないので、がんばってワいます。
あ、ちなみに完徹仕事はかわいい(と世間のアニメファンは思うでしょうな)キャラではありますが、
話の展開などがそれなりにしっかりしているんで、まだマシDEATH。
でも、スケジュールはサイアクデス。
しかし、最近はどんなアニメが受けるのか、全くわからない世の中になってまいりましたよ。
自分は色関係の仕事なのでまだいいけど、監督や脚本家は大変だろうな~っと。
仕事の最終締め切りで大変な日に、打ち合わせが2本重なることに。
一つ(作品P)は元々の打ち合わせ日程がずれた。
一つ(作品J)は元々その日が打ち合わせ予定日だった。
さすがに一つの体では、対応できん。
で、打ち合わせの日程をずらしてきた(作品P)に、別の日にできないか問い合わせる。
で、数時間後。
日程が、ずれない筈だった(作品J)から、その日には出来そうも無いと連絡が。
・・・・・。
仕方が無いので、(作品P)に「やっぱり、大丈夫でした~アハハハ」と謝りの連絡を入れる。
そのついでに、(作品P)の締め切りが全て一週間づつずれることを聞く。
アニメ業界のスケジュールなんて、ただのお飾り。
バカにしやがって、コンチクショーめ!!
ここのところの不況で、世の中は大変な状況になっているわけです。
リストラされ、仕事があっても収入は下がり、本当に大変です。
私達アニメ業界も、他人事ではないのです。
我社の仕事も目に見えて減少したように思われます。
当然スポンサーも大変ですからね。
ところが、私の担当している部署にいたっては、なぜか仕事が増えております...。
ここ2~3ヶ月比で、1.5倍から2倍ぐらいの仕事量でしょうか。
確かに、ただ仕事量が増えただけではなく、もろもろの事情もあってのことですが。
とにかく、個人の仕事量が増えていることは事実。
まぁ、収入は変わりませんが。
世の中と逆行して、どうなっているのかなぁと思いつつ。
でも、こんな時だからこそやらなきゃいけないのでしょうが。
運やタイミングもあるでしょうけど、これだけ仕事が舞い込んでくるということは何故なのか。
今までやってきたことが少なくとも、仕事を任せてくれる会社に対して信用という形で帰ってきたということだったらいいなぁ、と思えるのであります。
しかしだ。
最近ちょっと体調を崩し気味。
何故そんなときに限って仕事が増えるんだ...。
バリバリ元気なときに、仕事くださいよ。
でも、世の中ってそんなもんさね...(T T)
こんなこと言ってると、仕事が出来ない人から怒られそうです。
ごめんなさい、許してください。
一ヶ月ほど、休みらしい休みが無い。
色々やらなきゃならないことがあるのに、全然消化できない。
予定通りだったら、来週明けには久しぶりのまともな休みが取れるはずだったのだが、
某鉄腕アニメのさらなる制作悪化により、こっちにお鉢がまわってきた。
(さらなる...もともと酷いんですよwww)
一週間近くお休み持ち越し。
いい加減にしろよ~。
作品自体は良い感じでも、製作現場ははっきり言ってろくでもないらしい。
本気で使えないとの噂。
早く自分たちの置かれている立場に気づかないと、あっという間にこの業界から干されますよ?
協力してくれるスタジオが無くなったら、何もできないのがこの業界ですからね~。
しかし、なんですかね。
一番怖いのは無理を頼む相手その人ではなく、その家族に迷惑をかけることだとわかっていないようで。
アニメ業界って結婚してない人間がほとんどですから、個人のことしか考えられんのでしょうか。
全ての人間が一人モンじゃないっちゅ~の。
自分だって元々、家族と言う名の空間の中で生活していたはずなのにねぇ。
そんなことだから、某大型掲示板でダメ人間の集まりだと言われちまうんですよ。
こんな現状だから正直、否定できません。
しっかりしろよ、業界人間...(ハヤクマトモナニンゲンニナロウヨ...)
昨日まで、2本のアニメに振り回され、3週間休み無しで仕事漬け。
それも、両方が野球アニメというナントモカントモな状態。
(ちなみに一本は、まだ継続中...。)
今回、初めて同じジャンルのアニメを同時進行で関わったわけですが、同じ野球でも作品によってこんなにも違うんだなと、改めて思ったのでした。
途中で作品を切り替えなきゃならない場合は、ややこしくて訳が分からなくもなりましたよ...。
絵コンテを確認しては、「こっちの作品じゃね~!」と、一人突っ込みしてたりw
まぁ、作品の内容が全く違ったので、まだマシではありましたが。
そういえば、以前に某有名カードゲームの作品をやっていた時、話を一本おきでやっていたことがありました。
あの時は、本当に話がごっちゃになって、間違えそうになったこともしばしば。
野球アニメは、今後も何本か続きそうです。
まぁ、がんばるかね。