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のんびり・また~り・まいぺーす: 自分のために日々の出来事をつらつら。日記の代わりに。 最近は美味い!しか言ってない気も(笑)
久しぶりに映画の感想を書きましたよ。
ずいぶん前に観た映画の感想なので、弱冠忘れてるところもありますが(笑)

【感染列島】
なんでしょうねぇ・・・。
ストーリー展開は別にこのままでもいいんですよ。
ただね、やはり突っ込みどころ満載。
役者によって差を出す演出とか。
そして、妻夫木演じる主人公医者の微妙さ加減。演技力の無さも相まって、感情移入とか以前の問題。

自分がウイルスを保菌している可能性があるとわかっているにも拘らず、海外に行ってしまうボンクラ医者。
世界から日本に注目が集まっている中、よくまぁ渡航許可出ましたね。
世界中にウイルスをまき散らすつもりでしょうか?

危険だと分かっているのに、マスクをしていない医者や看護師。
未知のウイルスが発症した病院なのに、かなり後になってもマスクしていない時があるとか。

発症した人間は酷い痙攣と目や口から血を流すという症状なのに、ヒロインに限っては静かに息を引き取り、最後に涙を流すかのように一筋の血が目から流れる。
その時にその場所にいた主人公は、マスクをしていない。
主人公は感染しないんですね。主人公だから。

マスクしないのも、きっと役者の顔を隠さないためなんでしょうとも。
本当にそうなのだとしたら、もうゲンナリ。
内容以前に、プロダクションとか、各会社の利益などが透けて見えてしまったら、もう作品として見られない。
そんなつもりは無いのだとしたら、設定が破綻してるダメ作品。

他にも、泣けるでしょ?切ないでしょ?感動するでしょ?の演出オンパレード。
いや、もう、こういうシチュエーションだけで感動させようとか、視聴者を馬鹿にするのもそろそろやめませんかね。
え!感動した視聴者続出!?は?

あ、ただ、所々にある小さなエピソードとか、そこだけ取り上げるとちょっと泣けるエピソードはありましたかね。
で、ふと思い出したのがタイタニック。
自分は全部観てないんですが、この作品の感想に似てるかなと。
本編はつまらないが、メイン以外の小さなエピソードが泣けると。
同じだ(笑)


長いんで畳みますよ。


【インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア】

ヴァンパイアになった男が、その経緯と人生を回想する物語。
この作品は内容と言うほどの内容は無いのですが(駄洒落じゃないよ)、その数奇な人生を送る主人公の人生は、なかなか面白かった。
ヴァンパイアになってしまった主人公の悲哀と、その仲間であるヴァンパイアたちの悲哀が描かれ、なんとも釈然としない展開が延々と続くのであった。
その割に、オチが「あーそっちか!(笑)」って感じで、予想を裏切られた。
あのオチはそれぞれのキャラの視点で見てみると、色々な見方が出来て面白い。
この手の作品は、好き嫌いが分かれる作品でしょうね。

ところで、私は作品のキャラクターに関して、それほど綺麗とか美しいとか見た目は気にしない性質なのですが、トム・クルーズとブラピ。
ちょっと美しくないですか?(笑)
白い顔に、ほんのり浮かぶ血管。なにやらちょっと、ざわざわした(笑)

 

【八日目の蝉】
この話は、色々と考えざるを得ないですねぇ。
血が繋がっているってことが親子の証?
親子って何ぞ?

記憶も残らないような乳児の時にさらわれ、その犯人の女と5才になるまで生活した女の子。
その後本当の親元(生みの親元)に帰って来る。
自分が母親だと思って生活していた人が、実は全くの赤の他人だと知らされたら。
本人からしてみたら、寝耳に水なんて言葉は、陳腐な言葉でしかないだろうね。
そんな状況で私が本当の母親だ、なんて血の繋がった本当の母親に言われたところで、5才児には何が起きたかわからないでしょう。
本当の母親からしても、自分になつかない血の繋がった子供に苛立つ気持ちもわかるし。

一番の悪は、不倫してた父親だろうね。
(子供をさらった犯人は、父親の不倫相手)
不倫はどんな理由があろうが、幸せにはなれないよ。
どうしても奥さん以外の相手と関係を持ちたいのなら、ケジメをつけてからにしろってことだ。
(家庭のある男に手を出す女も女だが)
この手の人間は結構世の中に居るみたいだけど、よくもまぁ何事も無かったように振る舞えるよね。
正直気持ち悪いです。

脱線いたしました。

で、自分の存在が希薄な女の子は成長し、どこぞの男との子供を授かるわけですが、結局なんやかんやあって生むことにするわけですね。
まぁ、それに関しては別にどうでもいいんですが、また微妙な位置づけの子供の誕生。
この子を誘拐した女も、直接会いに来たりするわけではないのですが、最後は自分の足跡を残していたりするわけですよ。
なんだかなぁ・・・。

とにかく、個人的には感動するような作品ではないし、どちらかと言うと胸糞悪い感じでした。
人間って何なんだろうね。
本当に面倒くさい生物だわ。
この作品はこんな簡単な感想で終わるような内容ではないので、気になる人は観ることをお勧め。
どの人物に感情移入するかによって、全く感想が変わるので。



【私は貝になりたい】
自分が観たのは、最新版のSMAP中居ちゃん主演のものです。
むか~し、なんとなく他の主演のものを観た記憶があるんですが、ほとんど覚えてませんでした。
で、新たな気持ちで観たわけですが。

戦時中の日本の狂気な沙汰と、あまりにも納得のいかない状況が淡々と描かれていきます。
もうね、なんと言いますかね、貝になりたくなる気持ちもわかります。

特に、途中までは希望の光が差しかけていたわけで。

戦争は誰も幸せにしませんね。
あ、一部の戦争屋は儲かるか。


【鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星】
TV版の前シリーズは全話観ました。
後シリーズ(Fullmetal Alchemist)は、何話かしか観てません。

で、今回の映画版。
全編通して、まごうことなき鋼の錬金術師でしたね~。
特に、FAシリーズのエルリック兄弟は、前シリーズのキャラ設定よりも真面目過ぎず、かっこつけ過ぎないところに好感が持てます。
前シリーズがかっこよく&ドラマチックに見えるのは、前シリーズ構成の會川昇氏の傾向なので仕方がないのですが、個人的にはFAのキャラの方が人間らしくて好きだったりします。

ラストの盛り上がるシーンでの、作画には圧倒されました。
本音はこんな仕事したくないぞ、です(笑)

ちなみに、監督の村田さんですが、一度だけある作品でご一緒したのですが、今回の作品を観てもわかるとおり、非常に丁寧な作り方をする方です。(経歴と関わった作品を見ると、それも頷けます)

全体的には、可もなく不可も無くって感じでした。
他の方の感想を見ると、かなり評価が分かれてる気がします。
特に、鋼錬ファンからは低い評価を貰っているようですね。
等価交換のシステムが破綻してるようですが、自分は別にファンでも何でもないので、あまり気にせず普通のアニメ映画として観れたのでしょうね。
ただし、最後のネタバレがちょっとありきたり&エー?な感じだったのは確か。
あとは淡々と進み過ぎなのかな?って気はしました。

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» こんばんは(^^)
お久しぶりのコメントですね。
ごじょるさんのブログは美味しいものがいっぱいあるので、食べたくなりますwそうそう、ドルチェの抹茶を旦那が食べたんですが、旦那いわく普通だったそうです。まあ、抹茶に関しては旦那の舌が肥えているせいだと?思うのですが(笑)クラシックショコラも買って、そちらはまだですが、食べる時が楽しみです。ごじょるさんが紹介されていたクッキーの方も美味しそうですね。今度はそちらも買いたいと思います♪

さてさて、私もブログの映画を見たのでコメントを。

感染列島。昔見ましたけど、泣ける部分は多少あれど、まあ…何というか普通でしたね。ふーんという感じで、ありきたりな展開だなと思って見てましたけど。後、役者は確かに演技力無かったと思います。ツマブキ出せばいいって感じ?な気がしましたね。

私は貝になりたい
これも昔、見ましたが、特に印象に残ってないですw
やたら長かったなーっていうのは覚えていますが、ああ、だから貝になりたいのか、って納得したのは覚えてます。でも、もう一度見たいとは思いませんでしたね。

鋼の錬金術師ミロス
私は良かったと思います。普通に楽しめたし、面白かったですね。個人的には1期の鋼の映画が好きですけど、こちらも中々。
それはないだろ!っていう場面はありましたけど(笑)
でも、エルリック兄弟はかっこよかったですし、大佐の出番がちょろっとしかなかったのは残念ですが…。後、作画がちょっとなあ…っていう感じです。
ま、個人的には面白かった作品ですけどね♪
min 2013/04/24(Wed)21:12:37 編集
» minさんへ
お久しぶりでございます~。
最近は、どちらかというとtwitterですもんね。(そういうtwitterも、最近はたまにしか覗かなかったりしますが(^^;))

本当は食べ物を紹介するつもりでブログを開設したわけではないんですが、何か書くとなると食べ物ぐらいしかないという体たらくです(苦笑)
ドルチェの抹茶は、試してみたいんですが偶然にも見当たらないことが多くて、いまだ購入出来てません。
他のドルチェは個人的にはかなり好みです。ぜひ、お試しをば。

鋼錬ですが、アクションシーンになると弱冠作画が手抜きっぽく見えましたね。
あれは、手抜き(時間的余裕?)なのか、スピード感重視なのかわかりませんが、どうしても手抜きっぽく見えてしまうのもわかります。
あとは、作画監督の小西さんならではの表現ともいえます。(wikiで調べてみると、その傾向が伺える作品を担当していることがわかると思います)
まぁ、自分も作画に関しては、あまり言及しない(うんちくを傾けるほど語れないw)方ですので、適当に聞き流してください(^^;)
細かいところを突っ込まなければ、楽しめる作品だったことは間違いありません。
シャンバラを征く者は、機会が無くまだ観てません。
前シリーズの続きなので、今観て思い出せるかどうか・・・。
2013/04/25 21:42
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ごじょる
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自己紹介:
アニメな業界に住む、かっぱ
ぺんぎん(嫁さん)と、ひっそり暮らす
記事の内容は、必ずしもその日の行動とは限りません(笑)
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